カナダに来ると皆さん、学校や友達同士では「First Name」で呼び合っています。例えば「山田花子」さんなら「Hanko」と学校の先生やホストファミリーから呼ばれるわけですね。「Kenji」なら「Ken」ですので英語でもありますので呼びやすいですよね。
ほら、プロ野球の「松阪選手」は「Daisuke」でしたので、呼びにくいというので「Dice-K」となりましたのは記憶に新しいところです。
私の娘は「絵美」と「梨沙」ですので、それぞれ「Emi」「Lisa」となるので問題ないかな~とつけたんですが、「Emi」は「アイミー」と呼ばれるケースが多いようです。「Lisa」は全く問題ないですが、日本にいるときパスポートを作る時「Risa」と表示され、「私はLisa」と怒っていました。
私は日本のビジネス世界にドップリとつかっていたので、女性を呼ぶときに「First Name」で呼ぶことに「えらい抵抗」を感じます。女性に向かって「Keiko」とか「Yumi」なんて「特殊」な関係でないと呼べないです。だからオフィスに来られる方の「苗字」をお呼びしますが、呼ばれた方は「久々」に苗字で呼ばれたので誰かと思った、なんて。。。
私は私でこちらに来てから「Eiji」と言われると「呼び捨て」にされている、という気がずーーーーとしていました。呼ぶ方は「親しみ」を持って接しているのはわかるのですが、私の中の「DNA」が「呼び捨て」と反応してしまいます。ホストファミリーからよく電話がかかってくるのですが、「何で呼び捨てにされなきゃならないの?」と「DNA」は私に言ってきます。
ある日ホストの一人が「Eiji」を「Eddie」と間違えて呼んできました。
「これだ!これ!」ホストには「Eddie」にしよう。
Eddieなら全くの他人だし、DNAも反応しません。
と言うわけで、ホストにはEddieで「呼ばせる」ように名刺には「Eddie」と印刷して渡してします。向こうもその方が呼びやすいですしね。でも家族は「Eddie」と聞いて笑っていました (>_<)  私個人的には英語名を使うのは「不本意」で、「中村さん」や「Mr.Nakamura」と呼んでいただくのがBestです。 さあーそんな名前ですが、プロ野球選手で中日からメジャーに行く「福留選手」日本語ならなんともないですが、、、

福留悩ます“F問題”英語で発音するとアノ禁止用語に
でもインパクトは十分!!
 4年4800万ドル(約54億円)の巨額契約で大リーグ生活をスタートするカブスの福留孝介外野手(30)。オープン戦からカブス待望の左打ち外野手としてクリーンアップの一角を任されることになる。全米有数の大都市、シカゴの大きな期待を背負うが、関係者が契約当時からやや困惑しているのがその名前、“FUKUDOME”だ。
 九州・鹿児島方面などに多く、福を留めるとは何とも縁起がいい福留姓。日本語ではこんなに素晴らしい響きなのに、これが英語になるととんでもないことになる。誰のせいでもないのだが、米国でスター選手となる福留にとっては無視できない問題となる可能性がある。

 英語で最も下劣な卑語で、日本でもよく知られている代表的な放送禁止語“FUCK(性交する、犯す、虐待する)”が福留の名前の頭に。英語圏の人たちはローマ字つづりの福留の名前を“FUCK YOU DO ME(犯し犯され)”“FUCK YOU DOME(犯しのドーム)”と読んでしまいやすいから大変だ。
(なるほどな~)
 現地の報道でも、「ピネラ監督は一体どうやって審判に彼をコールするのか」「注意。発音はフー・カ・ドー・メイだ」「名前をもじったひどいヤジが飛ぶかもしれない」などと福留の名前を懸念する記事が多い。FUCKをはじめとする俗にいう「Fワード」は、審判に対して口にすれば、一発で退場処分になるだけに深刻だ。
 レンジャースに移籍した福盛和男投手(31)も発音的には似た環境にあるが、あまり同様の話題には巻き込まれていない。やはり、契約金の高さや伝統の人気チームに所属する福留の注目度はそれだけ高いということだろう。
 打開策としては、“DOMER”などのニックネームを早く決めることを推奨する声が非常に強い。また、「つづりの最初を“FU”でなく“WHO”などに変えれば、印象が大きく変わる」とアドバイスを送る現地記者もいる。だが、福留も大事な名前や登録名は簡単に変えたくないはずだ。
 外国人の名前の発音が、渡航先の国では淫靡な響きになってしまうという不運はままあることだ。麻生太郎元外相の姓も英語では、“ASSHOLE(尻の穴)”に聞こえたという。
 笑い話程度で済めばいいのだが、名前の影響というのは決して小さくない。逆に日本語で聞いて、口にするのをためらわれる名前も多く、聞けばその違和感を実感できる。
 福留の逆パターンの好例が、1962年に大毎オリオンズに入団したマニー。本名はフランク・マンコビッチだったが、さすがに放送コードに引っ掛かるため、「マニー」で登録されたのだ。
 このほか、ピーター・マンコッチ(スロベニア、水泳)、ピエール・マンコウスキ(仏、RCストラスブール元監督)、ロジャー・コーマン(米、映画監督)、ジャン・チンチン(中国、女優)、ドミトリー・サオーチン(ロシア、高飛び込み)、ボブ・オーチンコ(米、元大リーグ投手)、フランコ・ウンチーニ(伊、バイクレーサー)、ヤンネ・アホネン(フィンランド、スキージャンプ)、アハム・オケケ(ノルウェー、陸上)、アドリアン・アヌス(ハンガリー、ハンマー投げ)、ニャホ・ニャホ・タマクロー(ガーナサッカー協会元会長)など、“アブない”人名はキリがない。
(笑っちゃいけないけど。。。)
 地名となるとさらにすごい。沖縄の漫湖公園をはじめ、エロマンガ島(バヌアツ)、キンタマーニ(バリ島)、チンポー湖(中国)、チンコ川(スーダン、コンゴの国境)、ヤキマンコ通り(ロシア)、スケベニンゲン(オランダ)などなど…。
(まーよくも調べましたね~)
 もっとも、インパクトのある名前は、決してマイナス面だけではない。1957年に日本プロレスに参戦し、“黒い魔神”と呼ばれて一世を風靡(ふうび)したボボ・ブラジル。九州の一部では女性器や性交のことを「ボボ」というため、ちょっとした騒ぎとなったが、力道山やジャイアント馬場を苦しめる敵役として一躍人気者となった。
 福留もすでに、名前のインパクトは十分。メジャーの大舞台で活躍すれば、一気にブレークする可能性を秘めている。
ZAKZAK 2008/02/13

笑っちゃうようなお話ですが、本人にしてみると「笑えない話」です。
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