カナダ「5大銀行」
ロイヤル銀行、TDカナダトラスト銀行、バンクオブモントリオール、ノヴァスコシア銀行、CIBC
|口座開設に必要な物|
パスポート(絶対持参)ともう一つ身分を証明するもの(クレジットカード、国産免許証等)、カナダでの住所(臨時にAbroad Canadaの住所を使ってもらってもOKです)開設が終了するとTDカナダトラスト銀行の日本語カウンター(バンクーバーのみ)では直ぐに使えるデビッドカードをくれます。他の銀行では臨時のカードをくれます。1~2週間後に本物のカードが郵送されてきます。
|口座の種類|
日本の普通口座に当たるのがSavings Account、当座預金口座はChequing Account です。
どちらが便利かと言えば日本と異なり、Chequing Accountが断然使い勝手がいいです。それはカナダはチェック(小切手)社会だからです。家賃の支払い等の大きな金額(といっても日本円にしたら6,7万ですが)は現金ではなく小切手が使われます。ですから小切手が使えるChequing Accountにしてください。
|口座の維持料|
日本と違って口座を開けておくのにも維持料がかかります。そして、デビットカードを使うたびにもお金がかかります。ただ、口座に常時いくら以上入れておくと維持料やデビッドカード使用料が無料になったり、小切手が無料発行されたりします。これは各銀行で決まっていますので、窓口で聞いて下さい。TDカナダトラストのケースですと、常時2000ドルで25回のデビッドカード使用、小切手、維持料が無料になります。
|送金|
開設した口座へ日本からの送金は簡単です。日本のどの銀行/郵便局からも出来ますが、手数料が安い郵便局をお勧めします。早ければ3日で来ます。1週間も見ておけば大丈夫です。
|口座を閉じる|
開けた銀行に行って閉鎖手続きを取って下さい。TDカナダトラストの場合は電話での対応もしてくれます。人によってケースが異なる場合がありますので、確認をお取り下さい。
|残高証明書|
ビザの延長で必ず必要となるものです。各銀行の窓口に行って「Bank Statement」と言ってください。ロイヤル銀行は10ドルの手数料がかかりますが、その場で作ってくれます。
TDカナダトラストの日本語カウンターは電話でお願いすることが出来ます。翌日発行です。(有料)
|公共料金の口座引き落とし|
ハイドロや電話料金などの請求書を持っていけば手続きをしてくれます。ただし引越しするたびにいちいち面倒な手続きが必要です。1年間定住しないのでしたらする必要はありません。
|ATM(現金預け払い機)の使い方|
ATMの使い方は日本とほぼ同じです。ただ英語で書かれているので初めは戸惑います。慣れればなんてことはありません。ただお金や小切手を機械で預けるのは日本と違ってやや戸惑いがあります。日本の機械で預ける時は機械が数えていくらいくらです、とやってくれますが、こちらは封筒にお金等をいれ機械の中に入れるだけです。その場で数えませんので、やや不安な気持ちになります。まあ夜間金庫みたいな感じです。
1日に引き出す金額もATMの方は限度(500ドル程度)がありますので、家賃や学校の授業料を引き出そうとしても無理です。そういう大きな金額は窓口で引き出すか、小切手を使って下さい。
ATMは24時間動いています。
|デビッドカードの使い方|
キャッシュカードがクレジットのように使えると考えれば分かり易いです。本当に便利です。ただ、端末の操作方法に最初戸惑います。PINナンバー(暗証番号)やAccountの種類を覚えておけば直ぐになれます。私などはほとんど現金は持ち歩きません。財布はありますが、よく入っていても20ドルくらいです。なぜかって?ホットドックを買うのにデビッドカードは使えないからです。
|日本で現地の銀行の口座を開く|
ノヴァスコシア銀行・ロイヤル銀行が日本にいながらカナダでの口座を持つことが出来ます。口座の開設手数料金が5000円必要となります。また、日本に申し込んだからといっても現地の指定された支店で手続きをさらにしなければなりません。何度もANZBankの案内を読んでみましたが、デメリットこそあれ、日本で開くメリットは何もありません。バンクーバーでのお薦めは
TDカナダトラスト銀行(TD Canada Trust)日本語カウンターこの銀行での口座開設,閉鎖はとても簡単です。こちらの銀行では口座の維持料が普通取られますが,口座に2000ドル以上(16万円)あればそれはいりません。またデビッドカード(下を参照)も即使えるようになります。もちろん日本からの送金も簡単です。3営業日くらいで入ります。
残高証明も慣れたもので,電話一本でやってくれます。
日本人スタッフが対応しますので,特にお金に関することですから安心してお任せできます。
慌てて日本でCバンクのカードを作る必要はありません。バンクーバーにはCバンクはありません。