この前、日本で行った「留学」「ワーホリ」説明会で帰国した際に買ってきた本の中に
吉田 潤喜(よしだ じゅんき)著「人生も商売も出る杭うたれてなんぼやで。」幻冬舎アウトロー文庫 があります。その本の「あとがき」の一節をご紹介します。
「とにかく、いっぺん、日本を脱出してみいや。脱出の方法は何でもええ。留学でもええし、放浪の旅でもええ。行き先も、アメリカでのうでもかまへん。中国でも、インドでも、ケニアでも、フィンランドでもええ。途中で嫌になったら、三日で帰ってきてもええ。とにかく、いっぺん、今いる場所から離れてみようや、そしたら、絶対に何か見えてくはずやで。
 オレも京都にいたときは、井の中の蛙やった。ごんたなことばっかりして、親に迷惑かけっぱなしやった。せやけど、アメリカに来たら、そこには日本とは違う国があった。日本では見いひん人たちが暮らしとった。その人らは、違う価値観を持っとった。こんなオレでも、ちゃんと認めてくれた。もういっぺん言うけど、オレは何も特別な奴やったわけでもないで。35年前は、オマエらとおんなじ、ただのごんたくれやったんや。
 せやからな、とにかく、いっぺん、日本を脱出しみよや」

吉田潤喜 「誰これ?」
この人はヨシダグループ会長 兼 CEOでイチローの次に有名な日本人でニューズウイークの世界が尊敬する日本人百人にも載ったこともあるとか。
19歳の時に500ドルを持ってアメリカに渡り、今は年200億を売り上げる吉田ソースの社長です。
京都の九条出身。七人兄弟の末っ子で、中学高校と喧嘩と空手に明け暮れた。19歳で母親に貰った500ドルを持ってあこがれ(東京オリンピックでアメリカ選手の強さを見せつけられた国。強い国がいいと言う理由) のアメリカに渡りました。
母親に、「何をやってもいいが刑務所に入ることだけはするな」と言われ、アメリカに出してくれた母親に感謝していると言います。
ハッピー、コンチクショー、エネルギー。これが大事という。
観光ビザで入国しているので、 最初は「不法移民」
皿洗いをやったり肉体労働をやったりしたが当局から逃げ回る日々。
ところが芸は身を助けるで、当時はブルースリーの空手ブーム。大学で授業料交換で空手を教えないか?という話が来て、それで学生ビザを取得。
そして道場を持つのだが、生徒からのクリスマスプレゼントのお返しに、金がないから母親が京都の焼き肉屋で作っていた吉田家秘伝の焼き肉のタレを作り配ったのが「運命の分かれ道」
それが評判を呼び「金を払うから分けてくれ」と言われ、これは商売になる、と直感、会社を作る。(今では一日五万本から七万本売れる。)
ところが最初、スーパーで店頭販売をした頃は全く客が寄りつかない。
一計を案じ、店頭で「カーボーイハット、着物、下駄」のスタイルでやったら客が来るようになった。
だいぶ笑われたし日系人からは空手の先生が何だ!と非難された。

でも見栄をはったり人の目を気にしちゃあダメ。 バスに乗り遅れるな!バスに他の人が乗って行くかもしれん。ガソリンがどうの、と考える前にとにかく乗る!乗ってから考える
吉田ソースで成功する前に四回会社を倒産させそうになった。
またソースで出来た利益でオレゴン州で30万坪のゴルフ場を作ったが大雨で川のようになって、大きな借金をかかえこむ。
夜中の三時、38口径のピストルをこめかみに当てた。
本当に引き金を引く気だったが、ものの十秒、家内は?子供は?という思いが沸き、絶対逃げちゃあダメだ!ばらまいた物は責任を取ると自殺をやめる。エネルギーが湧く。
翌朝、家内に告白したら号泣した。
また運がいいことにピンチのたびに「奇跡的」に救世主が現れるめぐり合わせ。(アトラクションの法則 ↓ 参照)この借金の塊のゴルフ場も買い手がでてきて救われた。
夢が現実になるのがアメリカンドリーム。アトラクションの法則、これは氏の体験から生み出された法則で「ビジネスに見栄はいらない。恥も外聞も捨てて、もうあと半歩で崖から転落するところまで、死ぬ気で働く。そうすれば、それを観ていた誰かがきっと助けてくれる。」で夢が現実になる。
桑田佳祐のヨイトマケの歌が大好き。聞くと元気になる。アメリカでも聞く。
現在は、ヨシダソースを始め、航空貨物、マリンスポーツ、ゴルフ用具、リゾート開発、不動産、画廊などオレゴンを代表する企業になり全米優秀企業23社のうちの一社。 合わせてオレゴン州知事経済顧問、ポートランド空港港湾理事、小児病院や子供ガン協会の理事などを務めている。
(その1 終了)
アメリカと言えば帰国した
「松井選手」のトレードの報が駆け巡っていますね。怪我の上に「監督交代」で来年の「戦力外」とのこと。どうなりますか。。。

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