たまたま今日観た日本のテレビテレビで癌治療最前線病院の特集をやっていました。内視鏡手術で3~4cmの胃がんを開腹せずに切除したり、開腹しても元気に退院する映像が流されていました。日本の癌治療の最先端の医療技術を見て、「おー進んでるじゃん」拍手
それに比べカナダは。。。。改めてカナダにいる自分の体が心配になってきました。しょんぼり
両親を胃がんで亡くしているため悲しい、胃がんにはやや神経質になる傾向のある自分ショックですが、つい先日も胃の具合が悪く、医者にかかりました。モゴモゴ
カナダでの医療病院についてご存知の方も多いでしょうが、ご存じない方のためにお話します。
日本は直接総合病院に行くと、問診からスタートして、血液検査、尿検査、必要なら、レントゲンを撮ったり、1箇所の病院で一応納得の治療が受けられますよね。楽しい
カナダでは、それはありえないです。冷や汗
まずかかりつけの医者に行きます。(ファミリードクター制度)
私の場合はオフィスの前にあるウォークインクリニック(日本の休日診療所のような簡単な施設)に行きます。そこでまず、問診。
「胃の調子が悪いんです。」ということで、先生から血液検査をまず受けるようにとの指示を受け、血液検査所のあるところに「日を改め」ていくことになりした。それからバリウムを飲んでのレントゲンの予約を取ってもらって帰宅です。レントゲンは1ヶ月後です。しょんぼり
血液検査の結果が出たから、という電話連絡を1週間後に受け取り、クリニックに行くと「肝臓」の機能に問題があるびっくりから、ということで「肝臓」の超音波検査の予約(また1ヵ月後)をとって帰宅。
バリウムのレントゲンと肝臓の超音波検査だけで2ヶ月かかる「病院事情」です。治る病気も治んないぞ~悲しい
カナダに移民して8年の経験からして、こっちで病気になったら「治る病も治らない」という結論。治療費は全くかかりませんが、何か悲しいです。
カナダに来る皆さんに多いのは、「皮膚病」。肌荒れや吹き出物がでて病院にかかって薬をもらって薬が合わずにかえって「ひどくなった」という人が結構います。
また骨折の診断も結構いい加減。何せ、レントゲンの施設がその場にないですので、先生の触診で折れてない、となるとその時点でレントゲンが撮れる病院への紹介はありません。痛みが取れないんで再度行ってお願いしてレントゲンを撮ってもらったら「折れてた」というのも「大いにあり」です。
日本に帰ってから病院に行って「なんでこんなになるまで放っておいた!」を怒られた人も過去にいました。
肌に弱い人、スノボー、スキー等でやばそうな人、注意注意。
で、結果ですが、胃はやや「酸」が強めで出ている様子がレントゲンにでているので「胃カメラ」を10月22日にすることになっています。
肝臓は問題なしだけど、肝炎の抗体がないということで、肝炎予防の注射を打つことに。何でや~?カナダでこんな予防接種いるところか?ということで薬局にいる日本人薬剤師に「どうなってんの?」と聞くと、「中村さん、南米に行きますか?」「行かないよ~不要だよな、こんな注射」「でも先生が処方していますんで。。。」絶句。バッド