まぁー、呆れかえって物も言えません。 
タイトル通りです。
と言って、「高い買い物をしたのに~ッ」トホホッ って凹んでいるわけでもありません。
 「カナダだもんなー」あって当たり前、って感じです。
大体、この数年、バンクーバー周辺で家の建築現場で働いているのがまず「インド人」
なぜか「インド人」 なんです。
住宅ブームのこの最中、インド人によって、この辺りの家が作られています。
業者は低賃金でインド人を使って利益を上げているんでしょう。
そもそもが、建築現場にいるインド人全部が移民する前インドで大工さんをしていたと考えるのが不自然
おそらく、インドからの移民者の多くが、家の大工経験もないまま、現場に出て、見よう見まねで家を建てている じゃないでしょうか ??? 
でなきゃ、こんなことはあり得ねぇ~

雨どいまで伸びる屋根のタイル部分が数メートルに渡って付け忘れらて、屋根からの雨が雨どいに入らない、という単純な施工ミス。
屋根材をケチって、取り付けなかった、というのではなく、「単」につけ忘れ。
素人でもわかります。「あっ、抜けてる」

施工ミスを隠すとかでなく、「いけねー付け忘れてた~」と言う程度のことですが、、、
新築の検査ってないの? って声が聞こえてきそうですが、もちろんこっちにもそうした検査はありますよ。
でもそれを通ってしまっている。きっと屋根に登っていないんでしょー
「カナダだもんなー」 
社会問題になった姉歯さんの作った欠陥マンションなんて、こっちでは全然普通にあるだろーな、と思いますよ。
この家を買う前に、「ハウスインスペクター」と言う、家の状態を調査する人を雇って見てもらっていました。
その彼に、「屋根、チックしたのか?」と尋ねると、「2階部分の屋根は高かったから梯子が届かなかったのでチェックしてない」との返事。
「はぁ~?」
梯子が届かないのでチェックしてない。。。。。
ライセンスを持った、正規のインスペクターがこんな有り様。
おそらく、市の検査もそんなもんだったんでしょーね。
「ルーフインスペクター」 (屋根の検査をする人)に月曜日来てもらって、検査してもらうことになりました。

こんな屋根材のむき出しになっているところや、施工のいい加減なところが素人目に見てもいっぱいあります。
しっかり点検してもらって、屋根の補修にかからないと、、、
費用?これは 家の保険で支払われる はずです。 多分。。。
ところで、わざわざ屋根に登って、これを見つけたのか、と言えば、これは全く偶然。
家の裏手が雑木林になっていて、雨どいに枯れ葉が貯まって、雨水の流れが悪くなるので、「リーフガード」という枯れ葉避けを雨どいの上に付ける工事を今日してもらいました。
工事が始まって、即、業者が慌てて、私のところに飛んで来ました。
ビデオと写真にとって、この屋根の状態を知らせてくれたわけです。


築1年ちょっとですが、今回、この施工を頼まなかったら、全然知らないまま、5年後、10年と住んでいたことでしょうー わざわざ、2階の屋根に登ることはないですからね~
5年、10年後を考えると、その頃にはとんでもないことになっていたところです。
保険は切れているわ、雨漏りはするわ で大変なことになっているところでした。
「塞翁が馬」になれば、と思います。
これって中国の諺で、カナダで当てはまるのか心配ですが、、、、
カナダ、住宅事情でした。