昨日はアブロードカナダのスタッフが一時帰国をする、ということでバンクーバー空港へ行ってきました。
豚インフルエンザで空港はどうなっているんだろーか、と見てみたいのもあって。。。
まず、全く「普通」 テレビクルーもいなければ、インフルエンザで不安げな様子もないです。

チェックインを待つカナディアンにはマスクの「マ」の字もないです。
こちらは JALのカウンターに列をつくる日本人の方たち。

この方たちは、日本についたら、「一気」カナダから帰国した危険人物扱いを受けるんでしょうーね。可哀想に。。。。
到着ロビーの様子。
家族や友達の到着を待つ皆さんにも「当然」マスクなんてのもありません。

小さな子供づれのご家族。そこには再会の「笑顔」が。。。

素人でもこうした画像が撮れる んですが、どうしてマスコミは

こんな日本の空港での写真ばかりを報道して、 「不安」をあおる のでしょうか?
「冷静に対処してください」との報道が白々しく聞こえます。
私もマスクをしている人、探してみました。

一人いましたね。日本人でしょうか。。。
周りでだれもマスクなんてしていないですから、 「異様」です。
逆にマスクをつけていると周りの人は「この人、危険だからそばに行きたくないなー、こっちに来るなよー」という印象をうけていると思います。
何も、日本の「豚インフルエンザ」対策にケチをつける気は毛頭もありません。いったん日本にこのインフルエンザが上陸したら、カナダの比ではないでしょう。人口密度が高く、交通網が発達しているので、あっと言う間に何百人の広がりを見せると思います。
ですから対策は急務ですし、国民にも周知徹底させることも大事です。
そんなのは100も承知。ですが、カナダは感染国。その感染国の「本当の姿」「市民の暮らしぶり」を正確に伝えないで、ただ、ただ、危険、こわい、の一方通行の報道では「不安をあおるだけに終始している」ということを言いたいのです。
バンクーバーを含め、カナダ全体では50名に迫ろうとする感染者がでていますが、その方々は隔離され、病状も快方に向かっていますし、私も含め、カナダ市民はいつもの週末を送っています。
これからも感染者の数は増えるでしょうが、だからと言って「日本」のようにパニックにはなっていません。