学校について
「アイラック(ILAC)」と相性で呼ばれている、トロントでも1,2を争う大きさの大規模校です。大きいだけあってクラスのレベルはなんと
17段階。ビギナーからある程度話せる人まで様々な学生が最適なクラスを見つける事が出来ます。共同ディレクターのうち二人が南米出身という事もあり、南米からの生徒が非常に多いです。彼らはスペイン語圏で英語も上手いですから、一般的に会話の苦手な日本人にはよい効果があるでしょう。
日本人率は通年で約15%(2004年春の時点ではなんとわずか5%)。日本人生徒も「あまり日本人と会わない」と言っている位です。少ないと言っても日本人は低いレベルに固まる傾向があり、上のレベルにはスペイン語を母国語とする南米の生徒がかたまります。つまり頑張って少しでも上のレベルに上がればより良い学習環境になる訳です。学内も非常に活気があって賑やかな学校です。
ロケーション
ILACはトロント1の繁華街Yonge×Bloor交差点からYonge沿い北へ歩いて数分の所に位置します。二つのキャンパスを持ち、お互い徒歩数分の距離にあります。クラスのレベルによって校舎が分かれますが、どちらも地下鉄駅から歩いて数分と便利な位置にあります。少し歩けば周りにお店も多く、食事や買物にも便利です。
クラスについて
基本的にフルタイム授業のみ提供しており、Intensive English Programという週30レッスン(22.5時間)がベーシックなコースとなっています。(要望によってはパートタイムのアレンジ可)このクラスは午前が一般ESL、午後は本人の希望により
10を越える選択授業から自由に選ぶ事になります。他にSuper Intensive(週30時間)や長期間のAcademic Year Program、十代の学生向けのクラス(夏期)と言ったスケジュールのバリエーションが用意されています。
三ヶ月以上ILACに通い且つHigh Advancedレベルにいる人は
4週間のネイティブ向けTESOLコースに参加する事が出来ます。これはカナディアン向けに開講されている英語教師育成講座で、4週間のみとは言えネイティブと共に学ぶ事はよい経験になる事でしょう。またILACは幾つかの
大学・カレッジ・専門学校と提携しており、ILACに通いながら条件を満たすと、各学校にTOEFLスコア無しで入学出来、DiplomaやCertificateにチャレンジする事が可能です。
他にTOEFLやBusinessコース等の専門コース、インターンシッププログラム、そして6時以降の
夜間コースも開催されています。ワーホリの人には夜に学校へ行きたい人もいますよね。
学生の声
「ILACの豊富なレベル数としっかりした国籍制限のシステムに惹かれILACを選びました。先生はクラスや学校のムードメーカーで楽しい人ばかりですが、授業中はとても丁寧に生徒の質問に答えてくれます。宿題は復習が中心となっておりそれ程厳しくは無いと思いますが、これは先生によると思います。English Onlyルールはありますが、南米や韓国の人たちは人数が多いので母国語が聞こえる事もあります。日本人はみんなしっかり守ってますね。日本人が割と少ないので、学習環境はとてもよいと思います。」(ひさえさん)
ここがイチオシ!
■学生数が多いのに日本人率は以外と少ない為(年平均でも15%で、5%位の時期も)、
日本人で固まらず多国籍の環境で学びたいという人に向いています。他国からは南米やヨーロッパ、そしてアジアも各国から大勢来ています。
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選択授業が豊富でクラスレベルが多い点も大きな特徴で、全ての学生のニーズにあった授業が見つかると言えるでしょう。この点は大規模学校のメリットとも言えるでしょう。
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学内の雰囲気はとてもフレンドリーで、学生がディレクターとも気軽に話せるアットホームな雰囲気があります。学生は皆元気で仲が良い印象でした。